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願照寺の開基は寛永三年(一六二六年)とも
元禄十年(一七〇〇年)とも言われています。
戦国時代に玄洞という僧が植木村井関に道場を開きました。
この道場が願照寺の前身で、元和元年(一六一五年)
現在の遠賀郡芦屋町安養寺より洞水という僧が来て
玄洞の跡を継ぐことになりました。
洞水は当時の鞍手、嘉麻、穂波、遠賀の
四郡にわたり布教し門徒が急増しました。
元禄初年(一六九〇年)前後に植木村光善寺谷(現在地)に
寺地が下付され道場を建立しましたが、
寺号がなければ不十分という事で、
元禄十年(一七〇〇年)に本願寺に願い出て
本仏寺号を免許されました。
願照寺は三〇〇年以上の歴史があり、
遠賀郡、鞍手郡、北九州市、直方市、飯塚市、嘉麻市、
嘉穂郡の広大な地区に御門徒様を抱えるお寺です。
広大な地区であるがゆえに、願照寺には住職ではない
願照寺所属の僧侶が複数存在し、地区によっては
住職よりも所属の僧侶とのつながりが強いこともあります。
しかし、この先所属の僧侶の減少を考えると、
住職と御門徒様が直接つながっていくことが
願照寺にとって必要なことだと思います。
三〇〇年以上繋げてきた浄土真宗の法灯を
絶やさないよう御門徒様が来やすいお寺づくり、
気軽に声をかけてもらえるような住職をめざしていきます。
願照寺 一四代住職 柴田一誓